商品情報にスキップ
1 17

SMITHS EMPIRE スミス 手巻き式船舶時計

SMITHS EMPIRE スミス 手巻き式船舶時計

通常価格 ¥0
通常価格 セール価格 ¥0
セール 売り切れ
税込
1851年にジュエリーショップとしてスタートしたSMITHS社は、時代を先読みし、1904年に自動車のスピードメーターを発表。その後、航空機向けの計器類にまで幅を広げ、発展を遂げます。

一方時計の製造は1884年からはじめており、堅実な時計作りをしていましたが、数多あるスイスメーカーの時計の前ではどうしても影が薄く、ヒラリー卿が1953年にエベレストへの初登頂に成功した際にSMITHS社の腕時計をはめていたことは、意外と知られていない事実。

本品は1950~60年代のものと思われる、SMITHS EMPIREの船舶時計となります。EMPIREはコストを抑えた低価格のラインのため、余計な装飾は省かれていますが、針などはこういった極々シンプルな方が個人的には好ましく思います。

なお数字はSMITHSの船舶時計の場合、ローマ数字が圧倒的に多いように思われますが、本品は珍しくアラビア数字となっております。主張のない簡素な書体は、一周回って愛らしくさえ思えてきます。

コンディションについて
文字盤は数十年の時を経て、真っ白から柔らかい印象のアイボリーへと変化しています。厚みのあるガラスの風防はとてもキレイな状態を保っていて、わずかな小傷をのぞいて気になるダメージは見られません。本体はおそらく真鍮製で、くすみや小傷の他、凹みや緑青も若干見受けられますので、あらかじめご了承下さい。

駆動テストを行ったところ、10日間ほど動きましたが、8日目から少しずつ時間の遅れが見られたため、1週間に1回巻いていただくといいでしょう。

時間の遅速は調整し、現在のところ日差±2分以内で動作しています。メンテナンス履歴こそ不明ですが、十分実用できるレベルの精度が出ていますので、大切に引き継いていただけたらと思います。

なおネジ穴は上下左右に4箇所あり、径は5mmほど。時計本体の重量は1.4kg弱と、一般的な掛け時計に比べるとだいぶ重たいので、固定する際は下地のしっかりした箇所をお選び下さい。

操作方法
操作方法は非常にシンプルで、ゼンマイを時計方向に巻いて時刻を合わせるのみ。時間合わせは、分針を指で時計方向に回して行います。

なおお使いいただいてゆくうちに時間が進んだり、逆に遅れたりしてくるかと思いますが、その場合は12時の位置にあるレバーを調節してみてください(F:進む、S:遅れる)。

サイズ
前面径16.8cm、背面径18.9cm、奥行き8.4cm、重量1375g

配送
100サイズ

関連カテゴリ
インテリア時計
詳細を表示する