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トン族のベビーキャリー

トン族のベビーキャリー

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貴州省をはじめとする中国南部に広く住み暮らすトン族もまた染織を駆使した衣装で着飾る少数民族ですが、ご紹介するのは、色鮮やかな模様で埋め尽くされたベビーキャリー(赤ちゃんの抱っこひも)になります。

この布でまず見てもらいたいのは、規則的な幾何学模様の部分。おそらく手作業で一針一針縫われたものかと思われますが、模様がとにかく緻密で、いったいどれほどの時間がかかっているのか、想像しただけで気が遠くなりそうです。裏側を見ると糸の端が飛び出したままになっていますが、この手触りはおそらく絹糸でしょう。

なお帯の部分には補強の意味で刺子が施され、細部まで手を抜かずに作られていることがわかります。トン族はたいへん礼儀正しく、老人や子供を大切にすることを耳にしていますが、まさにそんな彼らの人間性がにじみ出た一品となっております。

形は大小二枚の布をつなぎ合わせた構成で、向きがわかりにくいかと思いますが、小さい布が上側にきて頭を保護し、大きな布は赤ちゃんの体をくるむ形となります。苗族のベビーキャリーにも同じ形のものがありますが、同じ地域に暮らす苗族とトン族は文化・社会面での交流があるため、このような共通点がたくさんあるようです。

ベビーキャリー以外、なかなか用途が思い浮かびませんが、壁にディスプレイしたり、ヒモを結んで好きなところへ下げてみたり、あるいはショート丈のエプロンなんて使い方もありかもしれません。

サイズ
本体:長さ74cm×幅最大48cm
帯:100~110cm

配送
60サイズ

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インテリア
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