日本製シェービングカップ

床屋が髭を剃る際に使うシェービングカップは、元々欧米から入ってきたものですが、実際に日本の床屋で見かけるあの二層式のシェービングカップは日本独自のものだそう。

片方の層は石鹸を入れて泡立てるためで、もう片方の層は泡立てた石鹸を保温しておくため熱湯を入れておきます。なお石鹸を入れる層は、泡立ちをよくするために底に溝が入っています。

前置きが長くなりましたが、底に「藤本式保温カップ 新案登録済」と入った磁器製のシェービングカップ。「済」の字が旧字体なので、1950年代以前のものでしょう。コンディションはとても良く、シミや底の黒ずみが少しだけ見受けられますが、ヒビや欠けといったダメージは見られません。

シェービングカップとしてはもちろん、ペン立てやクリップ入れにしたり、サボテンを育てていただいてもよろしいかと。

サイズ
幅約13.3cm、持ち手も含めた奥行き約11.2cm、高さ7.8cm

配送
60サイズ

関連カテゴリ
雑貨、瓶・ボトル、その他雑貨