ラオスの竹籠

竹を編んで作られた細長い籠。下の部分は編んだ上からスライスした竹をかぶせた作りになっています。おそらくラオスのものと思われますが、編んだ部分は非常に細い竹が使われています。素晴らしく繊細な手仕事。

鉈（なた）入れのような気もしましたが、内部に刃のあとは見られないので、釣った魚を入れておくための魚籠（びく）でしょう。繊細な作りと使い込まれた竹の風合いは見事なもの。小さなカップなどを入れて、花生けとして楽しんでもらえたらなと。

古い籠になりますので、黒ずみや白っぽくなっている箇所が見られます。なお底の部分の表面の割れや、竹が若干切れている箇所も見られますので、ご了承下さい。
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