久しぶりに金庫を仕入れました。たぶん昭和の中頃のものであろう、スチール製の金庫。状態は決して悪くはなかったのですが、ただサビや塗装の剥がれがあったので、思い切って塗装を剥がしました。それがこちら。
扉の上の方に入った線状の模様は、元々塗装の上から付いていた傷。たぶん扉を開ける時に何かが当たってたのでしょう。その他の模様はどうしてこうなったのかまったくわかりませんが、それがとても面白いなと。
グラインダーでピカピカにすることもできましたが、これら金属の表面に浮き出た模様まで消してしまうことになるので、錆び以外の部分は削らず、タワシと洗剤で塗装だけを落としました。
棚板は2枚で、好きな位置に取り付けが可能。奥行はレコードがちょうど収まるくらいです。回転式の鍵は開けるのが少々面倒なので、木片を差し込んで回らないように固定してあります。
カラーはガンメタといった印象の濃いめのグレー。収納として使いつつ、長い年月をかけて塗装の下で育ったスチールの模様もあわて楽しんでもらえたら嬉しいです。