Otagiri マグカップ

おそらくOtagiriが販売していたものと思われるマグカップになります。Otagiri Mercantile Companyは1950年代に設立したアメリカの企業で、1994年にEnescoに買収されるまで、日本で製造した陶磁器製品を輸入していました。Otagiriの扱うものは安価な量産品ではなく、手作りや手描きにこだわった高品質なもので、取引先は高級デパートやギフトショップが主だったようです。

本品は淡いグレーの上から砂粒をまぶしたような色味で、側面には黄と茶の花が描かれています。どことなくレトロで、なんてことなさそうですが、この絵柄は個人的に引っかかるものがありました。絵柄は手描きのため、線の太さなどの違いこそありますが、花の位置やサイズ感などはきちんと統一されています。

年代的には1960～1970年代あたりに輸出されたものと思われますが、コンディションはとても良く、内外ともに気になるレベルの傷や汚れは見られません。容量はひたひたまでで300mlほど入り、持ち手は大きめの持ちやすい作り。コーヒーやカフェオレ、スープ、あるいはぜんざいなんかも似合うような気がします。

サイズ
口外径約8.1cm、高さ約8.9cm、重量340g前後、容量約300ml

配送
60サイズ

注意事項
使用に支障があったり、口の欠けやヒビといった大きなダメージ品は除外しておりますが、実際に使われていた古いお品物のため、欠点のない新品や完品とは異なりますことをあらかじめご了承下さい。

関連カテゴリ
キッチン、マグカップ